【完全ガイド】Amazonセラーセントラルの使い方・登録・ログイン方法とは

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Amazonについて

ネットショップの運営にはさまざまな業務があります。商品の出品や在庫の管理、価格設定、注文の処理といった基本的なものをはじめ、広告の運用やパフォーマンスの確認などが必要になる場合もあります。Amazonでは、そうしたものはセラーセントラルの画面で行います。

Amazon運用に不可欠なセラーセントラル

Amazonをはじめとした大手モールに出店・出品する場合でも、独自のECサイトを構築・運用する場合でも、ネットショップに関するさまざまな設定や処理は専用の管理画面にログインして行います。

Amazonの管理画面は「セラーセントラル」という名称です。Amazonでの販売は、アカウントを開設し、セラーセントラルにログインして出品をはじめとしたさまざまな操作を行うことによって行われます。

特にECに取り組むのが初めての人には、セラーセントラルって難しそうという印象を持っている方も多いかもしれません。今回の記事では、セラーセントラルへの登録方法やログイン方法、使い方について基本的なところから解説します。

Amazonセラーセントラルの登録方法 ( ログインURL )

最初に必要になるのが、出品用アカウントの登録です。出品用アカウントの登録手順はAmazonの公式ページ(https://sell.amazon.co.jp/sell/account-registration)で案内されていますが、大まかな流れとしては下記のとおりです。

  1. 本人確認書類を用意
  2. 出品用アカウントを作成
  3. メール認証(確認コードを入力)
  4. 業種を選択
  5. (法人の場合)ビジネス情報を入力
  6. 出品者情報・クレジットカード情報・ストア情報を入力、本人確認書類をアップロード

出品用アカウントの登録にあたっては、下記のものを用意する必要があります。

  • 身分証明書(パスポートや運転免許証等)
  • 過去180日以内に発行された取引明細書(公共料金等の請求書)
  • メールアドレス、もしくは既存のAmazonアカウント
  • 電話番号
  • クレジットカード
  • 銀行口座番号

出品用アカウントが発行されたら、ログインIDとパスワードを必ず控えておきましょう。今後、Amazonセラーセントラルにログインする際に必要になります。

Amazonセラーセントラルのログイン方法

セラーセントラルのログイン画面にアクセスし、メールアドレスまたは電話番号とパスワードを入力してログインします。

セキュリティのため2段階認証を求められたら、電話番号に送信されたワンタイムパスワードを入力します。

Amazonセラーセントラルの機能

Amazonセラーセントラルには、Amazonでの販売に関するさまざまな機能が集約されています。それぞれの機能には、画面左上のメニューボタンからアクセスすることができます。ここでは、基本的な機能を中心にご紹介します。

カタログ(出品)

「カタログ」には、商品の出品に関する機能があります。サブメニューから「商品登録」をクリックすると、商品の出品画面に進みます。

商品がすでにAmazonのカタログに登録されているか確認する場合、商品に関するキーワードから検索するほか、製品コードから検索することもできます。ほかに、商品画像をアップロードして新しい出品情報を作成したり、他のECサイトの商品ページURLから出品情報を生成するメニューもあります。

在庫

「在庫」には、在庫管理に関する機能があります。Amazon FBAに関する設定もこちらから行います。「全在庫の管理」をクリックして在庫管理画面に進みます。

出品ステータスや在庫状況・価格などを一覧で見ることができます。

広告(プロモーション関連)

「広告」メニューには、広告キャンペーン・タイムセール・クーポン・プロモーションといった機能があります。

Amazonで販売を伸ばしていくためには、お客様に商品を知ってもらう機会を増やしたり、購買意欲を高めたりするためのさまざまな施策が必要です。優秀なレビュアーに商品を投稿しレビュー投稿を促すAmazon Vineもそのひとつです。

Amazonストア

「ストア」は、通常のAmazonの商品ページとは別に、ブランド独自の専用ページを作成するためのメニューです。

自社ブランドがある場合、Amazonブランド登録を行ってブランドストアを開設することにより、お客様のロイヤルティ向上に役立ちます。

パフォーマンス

「パフォーマンス」メニューでは、購入者からの評価を確認することができます。

Amazonに限らず、ネットショップの成長には顧客満足度の向上という観点が欠かせません。顧客満足度の向上には、不良品の割合・出荷前キャンセル率・出荷遅延率などさまざまな要素が関連します。商品そのものの良さに加え、配送やサポートの品質も含め、総合的なお客様満足度アップを目指していきましょう。

知識と情報

「知識と情報」メニューからは、Amazonでの販売に関するさまざまな情報を得ることができます。

「Amazon出品大学」では、Amazonの各機能の使用方法やおすすめの設定などがPDFや動画で掲載されています。日々の業務に追われ、便利な新機能などを知る機会がなかなかない方も多いかもしれませんが、ぜひ時間を見つけてチェックしてみてはいかがでしょうか。

ヘルプ

Amazonへ問い合わせが必要な場合、「ヘルプ」をクリックします。

「サポートを受ける」画面が表示されます。ストアとサービスを選択し、該当する項目を選択して進みます。

Amazon出品アプリ

Amazonセラーセントラルは基本的にPC向けですが、スマートフォン用の「Amazon出品アプリ」も用意されています。

パフォーマンスの確認やキャンペーンの調整・お客様からの問い合わせなどの受信・在庫の管理など、外出先でもすばやく対応することができます。

Amazonセラーセントラルとベンダーセントラルの違いとは?

Amazonで商品を販売する方法には、大きく分けて「セラーセントラル」と「ベンダーセントラル」の2種類があります。どちらを利用するかによって、販売の仕組みや運用の自由度が大きく変わります。

まず、「セラーセントラル」は、Amazon上に出店する一般的な形態です。自社が“出品者”としてAmazonマーケットプレイスに商品を掲載し、販売価格や在庫、商品情報などを自ら管理します。個人事業主から中小企業、大企業まで幅広く利用されており、FBA(フルフィルメント by Amazon)を活用すれば、物流やカスタマーサービスをAmazonに任せることも可能です。販促キャンペーンやレビュー管理も自社でコントロールできるため、戦略的な販売がしやすいのが特徴です。

一方の「ベンダーセントラル」は、Amazonが商品を一括で仕入れ、販売元としてユーザーに販売する“卸売型”のモデルです。基本的には招待制で、主にメーカーや正規代理店が対象。Amazonが小売事業者として販売を行うため、「販売元: Amazon.co.jp」の表示が付くなど、消費者からの信頼性が高まります。その反面、価格や販売方針はAmazon側が決定するため、自社でのコントロールは限定されます。取引条件や支払いスパンについてもAmazon側のルールに従う必要があります。

どちらの方式が適しているかは、商材の特性や販売戦略によって異なります。初めてAmazonに出店する場合や、自社で販売管理をしたい企業にはセラーセントラルが向いています。一方で、ブランド認知があり、量販での展開を重視する企業にはベンダーセントラルが適していると言えるでしょう。

【完全ガイド】Amazonセラーセントラルの使い方・登録・ログイン方法とは まとめ

Amazonでの販売にまつわる設定や操作は、セラーセントラルの画面を通じて行います。セラーセントラルには、出品・在庫管理・広告(プロモーション関連)・パフォーマンスなどさまざまな機能があります。Amazonへ問い合わせを行う際のサポート窓口もセラーセントラルからアクセスできます。Amazonでの販売にはセラーセントラルが不可欠です。Amazon出品大学に掲載されている公式情報などを参考にしながら、ぜひご活用ください。

 Amazonで販売を行うための入口であるが、Amazonも商品登録して放置すれば良いといった流れは終わりました。タイムセールやポイントの付与、価格調整やカート取得やブランド登録、そして仕入れ商品であればブランド許可との戦いと一昔まえと比べたら雲泥の差といっていいほどやれることは増えましたが手間も広告費も増えるようになりました。日本国内では楽天、Yahoo!ショッピングと並んで3大モールの1つであるが、Amazon出店が未出店や登録に手間がかかるなどで諦めている店舗様がおられましたら、Amazon 商品登録代行 Amazon 商品登録外注 なら商品登録センターにお任せ下さい。